光と闇のクリスタルを再現!『FINAL FANTASY XIV』とフェンダーがコラボエレキギター発売
株式会社スクウェア・エニックスは16日、「FINAL FANTASY XIV DIGITAL FAN FESTIVAL 2021」をオンライン開催し、楽器メーカーのフェンダーミュージック社とコラボレーションした特製エレキギター「FINAL FANTASY XIV Stratocaster®」を発表した。同作品のプロデューサー兼ディレクターを務める吉田直樹氏は、ギターの出来栄えへの手応えを口にした。
『FINAL FANTASY XIV(FFXIV)』のテーマ「光と闇のクリスタル」がモチーフとされ、ボディー部分に光を当てるとクリスタル模様が浮かぶ特別な加工が施された。配信中に実演され、輝くボディにコメント欄は大盛り上がり。「フェンダー社に光と闇のテーマを再現して欲しいと頼んだら『意地でもやります』と言ってくれました。別々の素材にも関わらず、本体とクリスタルの溶け込み具合がナチュナルなんですよ」と、満足げに語った。
創立75周年を迎えるフェンダー社から持ち込まれた今回のコラボ。当初は「我々でいいんですか」と驚いたというが、実際の出来栄えを前に手応えは増すばかり。「我々のしゃべりの顔とかいらないんで、ずっとギターを映してください」と笑わせた。
他にもネックプレートや弦の12フレット部分などがFFXIVならではの特別仕様となっており、ゲーム内での必殺技をなぞらえた「リミットブレイクスイッチ」というシステムが搭載されるなど、作品の世界観を投影したギターになっている。
同ギターは限定生産となり、5月25日より日本国内にて先行予約が開始される。価格は39万6000円(税込)。吉田氏は「正直なところを言うと、この品質、機能でこの値段なのは、相当頑張っていただいた」と話した。オンラインRPGゲーム『FFXIV』は2013年からサービスが開始され、ユーザー数2200万人を突破したMMORPG(大規模多人数同時参加型オンラインRPG。名作にまた新たな歴史が加えられることになる。
(よろず~ニュース・松田 和城)