人気アニメ「ルパン三世」シリーズの最新作『ルパン三世ＰＡＲＴ６』が、今年１０月から日本テレビなどで放送開始されることが２６日、分かった。アニメーションを制作するトムス・エンタテインメントがアニメ化５０周年記念作品として、原作者の故モンキー・パンチさんが生誕８４年を迎えた同日に発表した。

　ティザービジュアル、ＰＶ第１弾も解禁。血を表すような黒みがかった赤色をバックに、光と影、善と悪、聖と邪が対比されたデザインとなっている。同社は「ティザービジュアルを手掛けたのは本作でキャラクターデザイン担当の丸藤広貴氏。キャッチコピー『この男、悪人か、ヒーローか』が表すように、今作でのルパン三世は、いつもの軽快で優しいルパン三世だけではない、クールさや非情さといった別の顔も登場することが垣間見れるビジュアルとなっております」と言及した。

　声優陣は発表されていないが、監督を務める菅沼栄治氏は自身のツイッターで「記念すべきタイミングでの大任に緊張しっぱなしですが、精一杯努めてまいりたいと思います」とつづっている。

　また、公式ツイッターへの応募で作品出演権を得られるキャンペーン、アパレルブランド「JOURNAL　STANDARD」とのコラボＴシャツも発表された。

　同社による作品イントロダクションは以下の通り。

「その男の名はルパン三世。怪盗アルセーヌ・ルパンを祖父に持つ大泥棒。宝石、美術品、隠された財宝、不老不死の秘密、はては可憐な少女の心まで、彼に盗めぬものは何ひとつない。相棒は凄腕ガンマンの次元大介。そして、居合抜きの達人・石川五ェ門。類まれな美貌と頭脳を持つ魔性の女・峰不二子。執念で地の果てまでルパンを追い続ける銭形警部。

そんな個性豊かな面々とルパンが繰り広げる、ハードボイルドで、スリリングで、コミカルで、エキセントリックな物語－。モンキー・パンチが生み出したコミック『ルパン三世』は、それぞれの時代の空気を取り込みながらアニメーションで展開され、 世界中のファンを虜にしてきた。そして2021年。アニメ化50周年を迎える今、ルパンがまた、動き出す！

新作テレビアニメ『ルパン三世 PART6』は、ルパンを紐解く2つのキーワードでストーリーを展開。1クール目は、〈ミステリー〉！王道かつ斬新な、謎多き物語が幕を開ける。ハード＆ヘビー＆シビアな令和の世を、軽やかに駆け抜けていくルパンとその一味。次なるターゲットは何だ!?」

　詳細は公式ＨＰまで。

（よろず～ニュース編集部）