忍者の呼称は昭和30年代以降に普及した 海外では不思議な力を持った超人のイメージ

 日本生まれのモノや発明はたくさんあります。令和になっても、コロナ禍であっても、新しいものを見出す強い思いは不変です。デイリースポーツ紙の企画で好評の「日本生まれのスゴいモノ」から2つを紹介します。

 ◆忍者

  南北朝時代から江戸時代にかけて、大名や領主に仕えて諜報活動などを行ったとされるが、実態は不明。三重・伊賀や滋賀・甲賀の忍術集団が代表的な存在。「忍び」などと呼ばれ、忍者の呼称は昭和30年代以降に小説などで使われ普及した。

 米国では1981年の映画「燃えよNINJA」でブームになり、現在は「NARUTO」など忍者を描く漫画がヒット。海外では不思議な力を持った超人というイメージが膨らみ人気となっている。

 ◆すし

 酢が普及した江戸時代中期に押しずしや箱ずしが登場し、にぎりずしは安価な粕酢が流通した1800年代前半に誕生。江戸では新鮮な魚介類を素早く食べられる屋台などが大盛況となった。大正末期の関東大震災ですし職人が散らばり全国に広まったとされる。

 1958年には大阪で初の回転ずし店が生まれた。日本食の代表的存在で、米国では80年代に健康食と注目され、カリフォルニアロールなど他国の食文化とも融合し進化している。

(よろず~ニュース/デイリースポーツ)

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