スケボー解説の瀬尻稜選手、超大作で“銀幕デビュー”していた 五輪不出場の意外な理由も

 五輪初採用となるスケートボードの男子ストリート競技中継で解説を務め、フランクな語り口で話題となったプロスケートボーダー・瀬尻稜選手。幼稚園時代にスケートボードを始め、11歳で日本スケートボード協会のプロクラスグランドチャンピオンを史上最年少で獲得したが、その前には超大作で“銀幕デビュー”も果たしていた。

 瀬尻選手が出演したのは、2006年4月公開の映画「小さき勇者たち~ガメラ~」。ガメラ生誕40周年記念作と銘打たれ、女優・夏帆や俳優・津田寛治らが出演している。瀬尻選手は主人公の少年が通うスケボースクールの仲間として出演していた。映画の最後に流れるクレジットには「瀬尻稜」の名前が登場している。

 瀬尻選手自身も、本来なら東京五輪の有力候補と目されていた存在。だが、幼少時から勝利を目指し続けていたことの“反動”もあってか、海外のスケートボーダーたちの考えに触れたことで、「勝つだけじゃなくて、自分が楽しむために大会に出る」と、五輪出場を目指さないことを決断した。

 この日は解説で「そうっすね~」、「鬼ヤバいっすね」「肌感(覚)でいうと」「いや~ハンパねえっす」「すげぇっす」と飾らぬ表現を連発しつつ、技の解説は極めて的確という“ギャップ”が話題に。SNS上では「NHKとのギャップある言語表現が面白い」「やり取りが楽しい」「スケボーに詳しい隣の兄ちゃんとみてるみたい(笑)」などの反応が続いた。

(よろず~ニュース編集部)

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