KOBerrieS♪が結成9周年記念ライブ開催 コロナ禍乗り越え10周年に意欲
神戸のご当地アイドルグループ・KOBerrieS♪が5日、神戸市のライブハウス「神戸チキンジョージ」で、結成9周年記念ライブを行った。
2012年のグループ結成から9周年を迎えたライブ。今年4月に加入した11期生2人を含めて6人のメンバーで、代表曲「ポートタワー」「思い出エール」など16曲を熱唱した。
この日は、同じく神戸を拠点とするパンクバンド、ガガガSPのボーカル・コザック前田が作詞&作曲した6日発売の新曲「恋ヲシタナツノヒ」を初披露。センターを務める古川莉子は「夏の切なさを感じながら、キュンとする淡い恋愛ストーリーみたいな感じで、私たちもすごい好きな曲です」と話した。
これまで9年間で、在籍メンバーは計11期28人。卒業が相次いでメンバーが3人になる危機もあったが、地元の活性化への強い思いを持って乗り越えてきた。6代目となる現キャプテンの小形優莉は「想像してたよりも盛り上がってくれた。メンバーもすごく力が入って、周りの方の力もあって、内側からの盛り上がりが作れて本当に楽しかったです」と笑顔。10年目を迎える今後に向けては「もっと全国に向けた活動をしていきたい。KOBerrieS♪をきっかけに神戸を好きになってもらえるように頑張りたいです」と意気込んだ。
昨年、今年と、新型コロナウイルスの影響で活動を制限せざるを得なかった。当たり前の日々を失う中で迎えた9周年。副キャプテンの花城沙弥は「去年の今ごろは、翌年のことをまったく想像できなくて…。ライブや活動自体も難しくなっている中で、足を運んで下さることが本当にありがたいですし、今まで以上にライブ1つ1つがすごく大事になっています」と真剣な表情で話した。
(よろず~ニュース編集部)