声優・小野大輔、9年間演じた「ヤマト」主人公と“一体化”「ほぼ古代進です」
声優の小野大輔が23日、都内で行われた劇場版「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち前章-TAKE OFF-」の完成披露舞台あいさつに出席した。
主人公・古代進を9年間にわたって演じてきた小野は「自分と重なる部分がすごくあって、僕がどんどん古代進に近づいている。彼からもらっている部分があります。ほぼ古代進です」と、役との“一体化”を明かした。
歴史的名作の主人公を務めてきた軌跡を振り返り、「『ヤマト』を演じるたびに、つらいこと、決断を迫られて不安になったりすることなど、たくさん体験してきました」と述懐。その上で「でもクルーがいるから、一緒に旅してくれる仲間がいたから続けてこられたなと思っています」と感謝も述べた。
「宇宙戦艦ヤマト」シリーズ最新作である同作は、全2章で構成され、10月8日から前章が公開される。「この時代というものが、1つの試練を迎えているような気がします。でもきっと、ヤマトと一緒に旅をすることができれば、絶対に乗り越えられるって思います。ヤマトは希望の船です、皆さん、この船に一緒に乗ってここから未来に旅立ちましょう」と呼び掛けた。
(よろず~ニュース・松田 和城)