アニメ監督､アニメーター､漫画家として数々の作品に携わった安彦良和氏(73)がコミック化、アニメ監督を務めた大作の大規模展覧会が行われることが25日、発表された。埼玉県所沢市のところざわサクラタウン開業１周年を記念し、同所の角川武蔵野ミュージアム３階EJアニメミュージアムで「安彦良和／機動戦士ガンダム THE ORIGIN展」が来年１月22日から３月21日まで開催される。

　「THE　ORIGIN」の魅力を伝えるべく、完全監修を行う安彦氏。「『ガンダムエース』誌上での連載が終わってはや十余年。『過去編』のＯＶＡも、制作修了からもう３年になります。でも、皆さまから変わらない応援をいただいているのでそういう運びになったのでしょう。ありがたいことです」と感謝を述べた。現在、監督として新作アニメ映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』を制作中であることを踏まえ「コロナにもめげず、可能な限りのリモートワークで、それももう大詰めに差しかかりました。オールドファンには懐かしい、若い人にも子供さんにも観て楽しんでもらえるお話が出来上がりつつあります。『THE ORIGIN展』ともども、来年のお目見えをお楽しみに」と語った。

（よろず～ニュース編集部）