「入部してみたい文化系部活のマンガ」1位はアニメ、実写映画も大ヒットのあの作品

 BookLiveは27日、11月3日文化の日を前に「“文化系部活マンガ”に関する意識調査」の調査結果を発表し、「入部してみたい文化系部活のマンガ」1位は“かるた部”「ちはやふる」、2位は“囲碁部”「ヒカルの碁」だった。同社が運営する総合電子書籍ストア「ブックライブ」でマンガ好き会員3512人を対象に実施された。

 1位の「ちはやふる」は末次由紀による原作、アニメ、実写映画いずれにもファンが多く、「青春のすべてが詰まっている」「主人公たちの真っ直ぐ向かっていく姿が素敵で、自分もこんな風になりたい」「(主人公)千早ちゃんがキャプテンのチームに入りたい!仲間になりたい!」と、かるたに情熱を捧げる高校生の主人公・千早(ちはや)をはじめとする登場人物たちへの憧れの声や、同じチームに入って仲間になりたいという声が寄せられた。

 2位の「ヒカルの碁」はほったゆみ原作、小畑健作画でアニメ放送によって2000年代の囲碁ブーム火付け役となった。「週刊少年ジャンプ」で1999年から2003年にかけて連載され、平安時代の天才棋士・藤原佐為の霊につかれた少年・ヒカルが、囲碁の世界に足を踏み入れ、才能を開花させて成長していく物語。「影響を受け、高校時代、友人と同好会を立ち上げた経験がある」「このマンガをきっかけに囲碁が流行って、わざわざクラブを立ち上げた」「何も囲碁のことを知らない主人公と一緒に囲碁の世界にひきこまれる感覚が好き」「ヒカルの碁を見て囲碁に興味を持つようになった。一手一手に緊張感があってドキドキする。藤原佐為が強くてかっこよすぎる!」といった回答が集まった。 

 3位はアミューによる筝(こと)を題材とした“筝曲部”「この音とまれ!」がランクイン。部員が1名しかおらず、廃部の危機に瀕していた「箏曲部」に、中学時代札付きの不良だった愛(ちか)が入部するところから始まる物語。見るからに不良で箏とは縁の無さそうな愛が、強い熱意で箏や仲間たちに向き合う姿に「なにがあっても自分よりも仲間。泣ける」「楽しそうに演奏する彼らをみて私も(一緒に)やってみたいと思うことが多々ある」「音を扱う作品は描くのが難しそうですが、合奏がはまったときの表現がひと目でそれとわかるよう描かれていてドキドキし、思わずニヤついてしまいました。もともと憧れていた楽器なので、出身校に箏曲部があったら入ってみたかったです」といった声が寄せられた。

 また、「あなたがお好きな、または興味があるアート/芸術は何ですか?」の質問に対しては1位「映画」、2位「ミュージカル・舞台」、3位「絵画(洋画・日本画)」の結果になった。

(よろず~ニュース編集部)

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