オリックス“絶叫応援”B-モレル 迷いを振り切り大団円!25年ぶりのVに感涙
チャンネル登録者数が7万人超を誇る、プロ野球・オリックスを”全力絶叫応援”するユーチューバー・B-モレル氏(25)が、オリックスのリーグ制覇から一夜明けた28日、よろず~ニュースのインタビューに応じた。
25年ぶりVのチャンスに、大手企業を5カ月で退職し、ユーチューブ活動に専任することを決断。しかし、「本当に自分がやってきたことは正しかったのか?」と疑問が生じた時期があったという。活動専任から約1カ月後の9月15日、首位ロッテと4ゲーム差を付けられオリックスは劣勢に。自身の決断を否定するような声も相まって不安に襲われた。「その時期に『B-モレルなんで会社辞めた。絶対後悔してる』という声が多くて。僕はポジティブなので、全然大丈夫だと思っていたんですけど、いざ周りからそういう声が増えると『あれ、俺ってこれほんとに良かったのかな?大丈夫かな』ってなった時期はありました」と当時の心境を吐露した。
そんな中、活動専任後、現地観戦の日以外の生配信と試合のレポート動画は一日も欠かさず続けた。自身の決断を否定するような意見も目にしたというが、「やっぱり自分がやってきたことは間違いじゃなかったんだなと再認識できました。生配信のチャット欄で『オリックスだけじゃなくてモレルさんもおめでとう』『モレルさんほんとに報われて良かったです』というコメント見てると自分自身も救われた気持ちになりましたね」と胸をなで下ろした。
歓喜の瞬間には、生配信では約1万人もの視聴者が集まった。オリックスの試合観戦ではないにも関わらず、通常配信時の1000人前後を大きく超えるモレル氏史上最大の盛り上がりだった。「8回に小深田選手が勝ち越しタイムリーを打った時は、チャット欄が今まで見たことない速さで流れていっていましたね。まさかオリックス戦以外でこの結果を出すとは」と困惑気味に話した。
ロッテの最後の打者が三振に倒れた瞬間には、「優勝や!」と叫び喜びを爆発させた。最初は感動しつつも涙は出なかったが、過去にコラボした元西武、ロッテのG・G・佐藤氏からサプライズの電話が届き、感極まった。「『おめでとう。自分を信じてよく頑張ってきたな』的な言葉をいただいて、そこで耐えきれなかったです」と振り返った。
配信終了後には、自宅の風呂で”1人ビールかけ”の動画を投稿。モレル氏がオリックス選手のビールかけを仮想し、雰囲気だけでも視聴者を楽しませようと撮影した。「今年はコロナ禍でビールかけがなかったじゃないですか。優勝した後の選手のビールかけを見たかった人もいると思ったのがきっかけです。これをやったらおもしろいんじゃないかなと笑いに振り切ってはいますけど」と笑顔で明かした。
今後もオリックスと共に日本一に向けて戦いは続く。「CSも厳しい戦いとなっていくと思うんですけど、今シーズン幾度なく逆境を跳ね返してきているので、またドラマチックな野球を見せてくれると信じています。そして日本シリーズも相手がどこであろうとも目指すは日本一の”優勝や!”」と決めゼリフで締めた。
(よろず~ニュース・松田 和城)