“5回目の正直”で初当選の米山隆一氏、過去の女性スキャンダルに「いつまでも受け止める」
衆議院議員選挙の投開票が各地で行われ、新潟5区では前新潟県知事の米山隆一氏が当選確実となった。同区では、米山氏の前に同県知事を務めた泉田裕彦氏と、前長岡市長の森民夫氏が立候補。接戦が予想されたが、米山氏に開票開始直後の午後8時には当確が出る“秒殺”での勝利となった。
米山氏は2016年10月、新潟県知事選挙に当選。だが18年4月、女性問題のスキャンダルが発覚し、辞職した。国政選挙は05年、09年の衆院選に自民党から、12年衆院選と13年参院選に日本維新の会から出馬したが、いずれも落選。今回は“5回目の正直”で初当選を果たした。
当選後、過去の女性問題について問われた米山氏は「批判の声があるのはもちろん承知している」と神妙な表情。「いいことをしたからといって(スキャンダルが)消えるわけではないし、消したいとも思っていない。いつまでも受け止めながら精いっぱい仕事をしていきたい」と前向きに話した。
(よろず~ニュース編集部)