声優で歌手の上坂すみれが１０月３１日、千葉県・舞浜アンフィシアターでライブ「上坂すみれのPROPAGANDA CITY 2021」を開催した。同所で３０日から３公演を完走。２年半ぶりの開催。同志（ファンのこと）に「会えて本当にうれしいです！」と、感無量の様子だった。

　喜びをかみしめた。「みんな元気だね！会えて本当に嬉しいです！」と笑顔を見せ、「なかなか開催ができなかったこのライブですが、上坂すみれのライブというのは私一人では成り立たず、同志たちのニコニコしている笑顔があって成立するものです。本当にありがとうございます！」。二度の中止を経て約2年半ぶりの開催となった同ライブ。昨年1月に発売された４枚目のアルバム「NEO PROPAGANDA」の収録曲をはじめ、10曲以上が初披露されたステージ。感謝の気持ちを込め、笑顔と歌声を届けた。

　スタートから魅力を全開させた。ライブタイトル「PROPAGANDA CITY」（架空の街）にちなんだセットが組まれたステージに、バンドメンバーとダンサーが登場。ライブ序曲としておなじみの「予感（Extra stage）」のパフォーマンスで会場のテンションが高まったところで、上坂すみれがステージセンターから登場。二次元から飛び出てきたようなかわいらしいピンクの衣装に身を包み、「盛り上がりましょう！」と同志に呼び掛け１曲目に「EASY LOVE」を披露した。

　終盤にはアルバムのリード曲「ネオ東京唱歌」を披露。同志と一緒にフラッグを振りながら絆を確かめつつ、「げんし、女子は、たいようだった」を歌い、ライブを締めくくった。

　同公演は12月12日にアニメ専門チャンネルのアニマックスでテレビ放送される。来年4月から5月にかけライブツアーが開催されることも発表された。

（よろず～ニュース編集部）