木村花さん母・響子さん、石川優実氏に悲痛な訴え「傷つけられていることは事実」
昨年5月に急死したプロレスラー・木村花さん(享年22)の母で、元プロレスラーの木村響子さんが12日、自身の公式ツイッターを更新。アクティビスト・石川優実氏に向け「石川さんや近い方たちのこういう対応に、さらに傷つけられていることは事実です」と悲痛な思いを訴えかけた。
木村花さんは昨年5月に急死。当時出演していたフジテレビの恋愛リアリティー番組「テラスハウス」内での行動をめぐってSNS上で数多くの誹謗中傷を受けていたことが問題視されていた。
10月には、アクティビストの石川優実氏らが立ち上げた団体「Online Safety For Sisters」の公式サイト上に掲載された「SNS上の誹謗中傷によって、自ら命を絶った人もいます。孤立させ、助けてあげられなかったことが、くやしくてたまりません」との呼び掛け文に対し、「この一文、必要ですか?あなたたちがいたら、助けてあげられたんですか?」などと不快感を示していた。
この日は石川氏が自身のツイッターで、「木村花さんのお母さんの件ですが、私達もまた当事者です。お母さんを悲しい気持ちにさせたのは事実なのでその文言はHPから消しました。私たちは花さん以外の過去に無くなった方にも同じように思っていますし、それは花さんがなくなる前からです」「私たちは謝罪が必ずしも必要だとは判断していませんし、花さんのお母さんから謝罪をしてくれと連絡もきていません」とつづり、木村さんに謝罪する必要はないとの見解を示していた。
木村さんはこの投稿を引用リツイート。「石川優実さん はじめまして、木村響子です。謝罪を求めることはしません、意味がないからです。謝罪が必要ないと思われているなら尚更です」と語りかけた。その上で「ただ石川さんや近い方たちのこういう対応に、さらに傷つけられていることは事実です」と訴えかけも。さらに「それと共に、石川さんへの誹謗中傷にも心は痛んでおります」とした。
これに先立ち、木村さんはツイッターで「人権を声高に主張するひとたちに限って ひとの人権は踏みにじりがちなの なんでなんでしょうね、、、」と心境を吐露。その上で「自分の人権と同じくらい他者の人権も尊重して大事にしてほしい」と訴えていた。
(よろず~ニュース編集部)