「ラムのラブソング」リミックスにケロケロボニト参加 ラム演じた平野文「うちもワクワクしてるっちゃ!」

 1981年に開始された人気アニメ「うる星やつら」のオープニング曲「ラムのラブソング」のリブート(再起動)プロジェクトに、英国ロンドンを拠点とするケロケロボニトが参加することが8日、分かった。

 同曲の作曲家・小林泉美がロンドンで出会い、大阪アンダーグラウンドで活動するトラックメーカーのLimited Tossとともにセルフカバーした「ラムのラブソング (Reboot)」を11月に配信リリースしたことで、同プロジェクトが本格スタート。今月8日にケンモチヒデフミ(水曜日のカンパネラ)、中国で人気のトラックメイカー3asic、Limited Tossが参加したリミックス第1弾「ラムのラブソング (Reboot) Mimix EP.1」が、来年1月12日にtofubeats、韓国から新進プロデューサーT.won、小林泉美の長男であるSKYTOPIAによる第2弾、同1月26日にケロケロボニトのガス、「うる星やつら」「Drスランプ アラレちゃん」の劇中音楽や映画音楽への作曲で知られる安西史孝、ゲーム機などを駆使して演奏するファンクユニットのサイモンガー・モバイルによる第3弾が配信リリースされる。

 ケロケロボニト(Kero Kero Bonito)はセーラ、ガス、ジェイミーの3人組でロンドンを拠点に活動。セーラは日本と英国にルーツを持ち、中学時代まで日本で育った。歌詞に日本語と英語が混在する“TANOSHIサウンド”を引っさげ、2017年には東京で開催された音楽フェス「サマーソニック」に参加している。

 発表から40年を経て、新たな展開を見せる「ラムのラブソング」。小林泉美は「今回の連続リリースは、ラムのラブソング初発売から40周年を記念した集大成です。いろいろな方にカバーをやっていただいてますが自分でもカバーしてみたいと思いました。ジャンル・国境など全てのカテゴリーに収まらないボーダレスな作品になりました」と感慨深げ。「活動拠点を海外に移して以降、様々なジャンル・国籍の方々と音楽を通じて出会い、刺激を受けてきた今の小林泉美が詰まっています。同じ楽曲を魅力的なアーティストたちがそれぞれ自由に味付け(リミックス)しています。聴き比べて楽しんでください」と呼び掛けた。

 また、同アニメの主人公ラム役を務めた平野文は「なんとステキなプロジェクト!2021年は『うる星やつら』アニメ放送40周年。まさにその記念プレゼントですね。ありがとうございます!これを機に世界中で『うる星やつら』&『ラムのラムソング』ファンがまた一層増えそうで、うちもワクワクしてるっちゃ!」とエールを送った。

(よろず~ニュース編集部)

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