釣った魚が水着代わり 吉野七宝実「干物グラビアに生かされている」 引退検討から一転
グラビアアイドルの吉野七宝実(30)の2022年カレンダー「IPPON釣りCalendar」(トランスワールドジャパン)が15日、発売された。自ら釣った魚を水着のように身につける「干物グラドル」としてテレビ番組などでも注目を集める吉野が「今までで一番体を張った」とハードな撮影秘話を明かした。
表紙を含め、全てが吉野による自撮り。自身が釣った生魚や干物で体を覆っている。浴室を天井側から撮影したカットでは、スマートフォンをガムテープで物干し竿にくくりつけ撮影に臨んだこともあったという。
さらに、深海魚やうろこが剝がれやすい生魚を体に密着させたため、じんましんが出たことも。「今までいろいろなグラビアをやってきましたけど、その中でも一番体を張ったと思います」と振り返った。
表紙はブレークのきっかけになった「干物グラビア」。釣った魚を自宅の浴室で乾燥させた際に撮影したもので、ひもを通した魚を首からぶら下げポーズを決めた。浴室内の台にカメラを置き、セルフタイマーをセットした後、急いで干物を体に配置して撮ったという。この写真を19年3月にツイッターで公開したところ、2・4万いいね(12月15日時点)を集め話題を呼んだ。
当時は所属していた芸能事務所を退所する間際だったこともあり、「(芸能の仕事を)辞めようかどうしようか考え中でした」。ところが「干物グラビア」が”バズった”ことで状況が一転し、釣り具業界からも仕事のオファーを受けるようになった。吉野は「干物グラビアに生かされているなという感じです」と感謝を口にした。
魚を使った斬新なカレンダーは反響を呼び、すでに次年度のカレンダー出版を期待する声も耳にするという。吉野は「ホタルイカも面白いかなと」と次作へのアイデアを膨らませていた。
(よろず~ニュース・今井 佳奈)