映画監督・是枝裕和氏、立憲民主党から資金供与受けたCLPに失望感「挟持はどこへ?」
映画監督の是枝裕和氏が8日、自身の公式ツイッターを更新。立憲民主党から約1500万円の資金提供を受けていたことを公表したインターネットメディア「Choose Life Project(CLP)」に対し「正直落胆が大きい」などと失望感をあらわにした。
是枝氏はツイッターで「choose Life project(CLP)が、過去に立憲民主党から制作費を援助してもらっていたことが出演者の声明を受けて報じられました。CLPのメンバーからは、独立前に相談を受けていたりもして、応援メッセージを送らせてもらったりしていたので、正直落胆が大きいです」と嘆いた。
さらに、CLPが6日に行った釈明や、同日に立憲民主党の福山哲郎前幹事長が発表下コメントにも言及。「声明文や、立憲民主党の担当者の説明、CLPのホームページに掲載された文面を読んでも正直納得できないことばかりで、放送局にいては出来ない公正な報道を担うと話していた彼らの挟持はいったいどこへ?と思います。きちんと自分の言葉で説明されるのを待っています。よ。」とし、「公共メディア」と標榜してきたCLPへの怒りもにじませた。
是枝氏は2018年に映画「万引き家族」を制作し、同作で第71回カンヌ国際映画祭で最高賞となるパルム・ドールを受賞。ドキュメンタリーディレクターとしても高い評価を受けている。
(よろず~ニュース編集部)