菅直人元首相、「ヒットラー発言」で立民へ抗議の維新に不快感「私自身にすべき」 発言の自由も主張
立憲民主党の菅直人元首相が25日深夜、自身の公式ツイッターを更新。自身が21日に「ヒットラーを思い起こす」などとツイートしたことを受けて立憲民主党に対して謝罪を求めた、日本維新の会の姿勢を非難した。
菅氏はツイッターで維新の抗議について触れ、「私の発言は党から指示されての発言ではない。私自身の考えを述べたもの。抗議するなら私自身に対してすべきだ」と投稿。菅氏個人ではなく、所属する立憲民主党に対して抗議するとした維新のやり方に不快感を示した。
さらに「日本は自分の考えを表明することができない社会ではないはずだ」ともツイート。発言の自由を主張するとともに、あくまで自身の投稿内容に問題はないという姿勢を貫いた。
菅氏のツイートに対しては、日本維新の会副代表の吉村洋文大阪府知事が24日に「とんでもない発言だ」として、立憲民主党に謝罪を要求することを明言していた。一方、立憲民主党の逢坂誠二代表代行は25日「個人的な発言でありますので、党としてどうこうということは特段の必要はない」とし、対応しない考えを示した。
(よろず~ニュース編集部)