「竈」「禰」など 大人でも書けない?「鬼滅の刃」激ムズ漢字学習帳が話題に
ショウワノートにより販売されている漫画「鬼滅の刃」を題材とした子供向けの漢字学習帳「かんじれんしゅう84字」が、「難易度が高すぎる」とネット上を中心に話題となっている。画数が多く、難解な漢字のキャラクターが多い同作との商品で漢字練習帳を制作した理由について、開発担当者は「子供がキャラクターの名前や技名の漢字を漫画で見て書いている、書けるという話を聞き、制作にいたりました」と回答した。
学習帳では、同作のメインキャラクター・竈門炭治郎、竈門禰豆子、我妻善逸、嘴平伊之助4人の名前が1ページで2人ずつ大きく配置されており、各隣の記述スペースで練習できる。「竈」、「禰」、「嘴」といった大人でも書いた経験がないような漢字が目に入る。担当者は、昨今の”鬼滅ブーム”から子供たちになじみのあるキャラクター名を取り入れることで、能動的に漢字練習を行わせる狙いを明かした。「漢字や文字をまねして書くきっかけになればと思っています。好きなことから学ぶ楽しさを知ってほしいです」と呼びかけた。
ネット上では、「『竈』の書き順分からない」や「常用漢字でもないのに、わが家の鬼滅キッズは書けるんです」などさまざまな反応が寄せられた。担当者は反響の大きさに驚いたといい、「大人の方が『こんな難しい漢字は書けない』と言っているのが印象的でした。『子供は結構書けるんですよね!』って書いている方もいて、子供の方が先入観なしに書こうとするんだなと思いました」と話した。
また、同時に発売している「自主学習」では「水の呼吸 壱の型 水面斬り」など技名の漢字を練習できる。どちらも190円(税抜き)で販売している。
(よろず~ニュース・松田 和城)