虎太郎、虎次郎、虎和など33種類 とら年で“干支ネーム”「虎」を用いた名前の男の子急増中
日本最大の育児支援サイト「ベビーカレンダー」を運営するベビーカレンダーは、2022年1月生まれの赤ちゃん1万931人を対象に調査した「1月生まれベビーの名付けトレンド」を発表。とら年に入り、名前に「虎」を用いた男の子が急増した。
同社の調査によると2020、21年と年間漢字ランキングでは100位以下の圏外だった「虎」。21年1月は月間漢字ランキング91位、25人の名前に使われていた。それが22年1月は58位、40人と1.6倍に増加。「虎太郎(こたろう)」や「虎次郎(こじろう)」、「虎和(とらかず)」や、そのままの「虎(とら)」など、33種類のバリエーションで“干支(えと)ネーム”が名づけられていた。「寅」を用いた名前は0人だったという。
また、毎年冬生まれの男の子、女の子に名づけられる名前や漢字は今年も人気。男の子は「柊(しゅう)」、女の子は「凛(りん)」「柚(ゆず)」が、寒さが増すにつれてランクアップした。
「柊」は男の子で「柊斗・柊翔(しゅうと)」、「柊真(しゅうま)、「柊太(しゅうた」が100位以内に。寒い、冷たいという意味がある「凛」は女の子に多く名づけられ、雪の異称である「立花(りっか)」は、1月に特に増えたという。
冬に旬を迎える「柚」を用いた名前が、21年7月の約2倍に増加。「柚葉(ゆずは)」、「柚希・柚月(ゆづき)」、「柚乃(ゆの)」、「柚羽(ゆう)」などの人気が急上昇している。
(よろず~ニュース編集部)