人気漫画「コウノドリ」新型コロナ禍をテーマに復活連載 妊婦とその家族、赤ちゃんを描く
2020年に連載終了した人気漫画「コウノドリ」(作者・鈴ノ木ユウ)が復活し、28日発売の講談社「モーニング」で「新型コロナウイルス編」の連載を開始することが2日、明らかになった。
2013年から7年間連載。産婦人科医で、謎のジャズピアニストの主人公、鴻鳥サクラが命と向き合い続け、二度のテレビドラマ化など反響を呼んだ。
2020年から始まるコロナ禍の社会。その中で、先行きの見えない不安と戦いながら妊娠・出産をしようとする妊婦とその家族、そして赤ちゃん。彼らに向き合う、主人公の産科医・鴻鳥サクラをはじめとする医療従事者。出産を通して生まれる両者の心の交流を描き出すストーリー。新シリーズ開始に先がけて、作品公式Twitter(@Kounodori_mor)を始動。作品の最新情報を随時発信していく。
鈴ノ木ユウ氏は「『コウノドリ』連載終了からこの2年。すべての医療従事者の皆さんと同じように戦い続けていたペルソナメンバーの物語、読んでいただければ嬉しいです」とコメントを寄せた。
鈴ノ木ユウ(すずのき・ゆう)は山梨県出身。中華料理店の長男として生まれ、幼少期からチャーハンを作り続ける。大学卒業後はロックスターを目指していたが、突然漫画を描くことを思い立つ。2007年『東京フォークマン/都会の月』が第52回ちばてつや賞準入選。2010年『エビチャーハン』が第57回ちばてつや賞入選と同時に、モーニング初掲載。2011年『おれ達のメロディ』を短期集中連載。『コウノドリ』は2012年8月の短期集中連載で大好評だったため、2013年春、週刊連載化。
(よろず~ニュース編集部)