水道橋博士、今夏参院選にれいわ新選組から出馬へ トークライブで「戦います」と正式発表
タレントの水道橋博士が18日、都内で、トークライブイベント「アサヤンvol.32 輝く我が名ぞ反維新タイガース!!!」を開催。今夏の参院選にれいわ新選組から出馬することを発表した。
冒頭で「水道橋博士『先生』とお呼び下さい。まだ早いかな」とかました水道橋博士。この日、出馬を伝えた一部報道を受け「女性記者が前日に電話してきてて、『どうしても決意を決めたときは私に抜かせて下さい』って言うんですよ。じゃあ抜いて下さいよということで、(ビート)たけしさんと面会したというのを昨日お伝えした」と経緯を語った。
その上で「今の段階で言っておきますけど、2万パーセント出馬しません」「2万パーセントないって何度も言ってる」と、対立関係にある日本維新の会初代代表で弁護士の橋下徹氏が2008年の大阪府知事選出馬を巡って行った発言を繰り返した。
その後、イベントに途中参加した、れいわ新選組の山本太郎代表と出馬について話し合いを展開。師匠のビートたけしや、所属事務所の社長を務めるつまみ枝豆、さらに妻や娘にも出馬に関して報告し、了承を得たことを明かした。たけしとの話し合いに関しては「政治に関して言うと、たけしさんは『一切俺は関わらないから、やりたいことはやっていい。政治に関わっている間は師弟関係は外すんだけど、テレビで『師匠』って言うのは何の問題もない、芸名も、通名で立候補できるから問題ない』と言われた」と、前向きにとらえられたことも口にした。
さらに「出馬するには、何日までに(発表を)やらなきゃいけないんでしたっけ?」などと、出馬が前提のようなトークを展開。7月から主演映画の撮影に入るため、スケジュールの問題があるなどとしたが、山本代表から「その期間ならいける」と後押しされた。
水道橋博士は続けて「僕自身が選挙区において、どこかに地盤があるかというと、ないですよね。そういう意味で言うと、(範囲が)広くの方がいいですよね」と、選挙戦略についても言及。選挙への意味づけを問われ「ワンイシューでいうと、『反スラップ訴訟法』を作るのが第一義です。あと、供託金の高さが日本は異常です。それをなくすことを公約として、あとは消費税の問題」などと、具体的に言及した。
そして締めくくりに、山本代表に向け「リーダーの言うことを聞きますから。代表に預けます。(選挙区なども)どこでもいいです。どうなってもいいです。その期間はお使い下さい。戦います」と出馬を宣言。「一緒に戦いましょう」と水を向けられ、「戦います!」と力強く言い切った。
イベントには昨年10月の衆院選で当選した無所属の米山隆一氏、タレント・ラサール石井、長井秀和らも出演した。
(よろず~ニュース編集部)