園子温監督、自身の性加害を報じた出版社を提訴 損害賠償や謝罪広告求め全面対決宣言
映画監督の園子温氏が19日、所属事務所「シオンプロダクション」の公式サイトで、自身の性加害報道を行った主婦と生活社に対し、損害の賠償と謝罪広告、インターネット上の記事の削除を求める訴訟を提起したことを明らかにした。
園監督については4月4日にWebサイト「週刊女性PRIME」、同5日に雑誌「週刊女性」が、複数の出演女優に性行為を迫るなどの性加害を行ったと報じていた。
園監督はこの日、公式サイトに「関係者及びファンの皆様 ご報告」と題した直筆の文書を公開。「この度は、一連の報道につきまして、ご迷惑とお騒がせをしておりますことを心からお詫び申し上げます」と謝罪した上で「お伝えしておりました通り、2022年4月5日発売号の週刊女性の記事の内容は事実と異なる点が多々ございます。また、翌週の4月12日発売号の記事の内容も同様です。そのため、代理人と相談の上、昨日、週刊女性の発行元である主婦と生活社を被告として、損害の賠償と謝罪広告、インターネット上の記事の削除を求める訴訟を提起いたしました」と公表し、「今後、この裁判の中で、記事の内容が事実でないことを明らかにして参りたいと考えております」と“全面対決”を宣言した。
園監督は4月5日にも、公式サイトに直筆文書を掲載「今回の週刊誌報道の記事については事実と異なる点が多く、自分自身以外への関係者にも多くのご迷惑がかかっていることを考慮し、代理人を通じて、しかるべき措置をとってまいる所存です」とつづっていた。
(よろず~ニュース編集部)