山本太郎氏が街頭演説で30年ぶり「メロリンQ」 海パン一丁にはならずギリギリ“公約”順守
参院選(10日投開票)に東京選挙区(改選6)から立候補したれいわ新選組代表の山本太郎氏(47)が3日、都内で街頭演説を行った。墨田区の錦糸町駅前で行われた街頭演説会「れいわ甲子園」では、黄色い水泳帽にピンクのバスローブを着た伝説の一発芸キャラ「メロリンQ」で登場するサプライズがあった。
山本氏が“公約”を破った!?高校生時代の1990年(平成2)、日本テレビ系で放送されていた「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」の人気企画「ダンス甲子園」に水泳帽に海パン一丁、全身にオイルを塗りたくった姿で登場。「メロリンキュー!」との叫び声とともに破壊力満点の一発芸を披露し、一世を風靡した。各地で「メロリンQやって~」との声にも、太郎氏は「それは首相になってから」と固辞していたが、ダンス甲子園ならぬれいわ甲子園で封印を解いた。
この日、応援スピーカーとして「元祖放送禁止物体ミスターX君」と紹介された黒いマントで全身を隠した人物がステージに登場。マントを取ると、山本氏が約30年ぶりにメロリンQ姿で現れた。ダンスを披露したが、バスローブは取らず海パン姿は披露せず。「ここまでだよ!ここから先は、総理になってからだよ!」と絶叫した。
山本氏は「自称16歳メロリンQ、47歳山本太郎への応援演説でございます」と“設定”を説明。「16歳メロリンQから見て、47歳山本太郎、彼の気持ちが手に取るように分かるんですね。この国に生きる人々が経済的に安定してるっていうものが崩壊してしまえば、自分一人が安泰であったって何の意味も無い。たぶんそう思って行動してると思うんです。だから山本太郎を応援したいんです」と支持を訴えていた。
(よろず~ニュース・杉田 康人)