乙武洋匡氏が憤る「安倍晋三が憎いという方もいらっしゃるが、それとこれとは別」
参院選(10日投開票)で東京選挙区(改選6)に無所属で立候補している作家の乙武洋匡氏(46)が8日、自身の公式YouTubeを更新。「安倍元総理銃撃についての緊急声明」と題した動画で、安倍晋三元首相が奈良市内で遊説中に銃撃されたことに言及した。
8日に都内で予定されていた街頭演説の予定をすべて中止したことをSNSで報告した乙武氏は「本当に言葉が見つからない。強い激しい、憤りの感情でいっぱいです」と険しい表情。「政治信条として自民党が嫌いだ、安倍晋三が憎いという方もいらっしゃる。だけど、それとこれとは別であるはずです」と訴えた。
乙武氏は「今回のこの事件を許してしまえば、私たちの社会は力の強い者が勝ち、暴力を振るったものが勝つ。そういう社会になってしまうんです。これだけは許してはならない」と強い口調。
安倍氏の回復を祈り「引き続き、この民主主義を守るということに対して、しっかりと意見を発信し、行動を起こしていきたい。皆さんもぜひ、今回のことに対し、憤り、そして声を上げて欲しい」と呼びかけた。
(よろず~ニュース編集部)