水道橋博士参院議員 パフォーマンスなしコマネチ拒否 プロレスネタも封印?

 7月の参院選を受けた臨時国会が3日、召集された。れいわ新選組から全国比例で出馬し、初当選した漫才コンビ・浅草キッドの水道橋博士参院議員(59)が初登院。いつもの金髪メガネ姿ではなく、黒髪七三分けのスーツ姿だった。

 博士氏は「何もパフォーマンスはありません。フルスロットルではなく淡々と、真面目にやります」と、議員バッジをつけての登院に緊張の面持ち。選挙活動中は「コマネチ」ポーズを見せていたが、国会正門では取材陣からの「コマネチ」要請を拒否した。

 日本維新の会代表・松井一郎大阪市長(58)からの名誉毀損での提訴を「スラップ訴訟」と主張。反スラップ訴訟の立法を公約に掲げた。議員としてのやりたいことを問われ「法律をつくりたい。すぐにはできないが、10月に質問ができるようにしたい」と意気込んだ博士氏。反スラップ訴訟の立法についても「すごい時間かかるということがわかりましたので。まず理解を求めていって、同じ志の仲間を増やしていく。順番はありますが公約なんで、必ずやります」と力を込めた。

 参院選出馬時には、アントニオ猪木氏の名言を引き合いに出し「戦う前から負けることを考えるバカがどこにいるんだっ」とプロレスネタを多用していたが、当選時に「ネタが古すぎるってめちゃくちゃコメントで叩かれた」とポツリ。この日も「プロレスでもう例えません。プロレスでは(質問を)振らないで下さい」と封印を示唆した。

 その後、思い出したように「きょう、アベノマスクしてくればよかった。『博士マスクマン宣言』『国会はアベノマスクで行きます!』とか、それくらいはあったなぁ…。アベノマスクの在庫はあるんですが、こっちへ来て思い出しました」と、芸人魂はうずくようだった。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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