れいわ山本太郎代表 逮捕の実姉は「深く反省」 酒気帯び運転に「自分のこととして受け止める必要」

 れいわ新選組の山本太郎代表(48)が5日、都内で党の会見に出席。8月29日に実姉が兵庫県警西宮署に道交法違反(酒気帯び運転)で現行犯逮捕されたことについて言及した。

 山本代表は、実姉の逮捕が報じられた8月30日夜、自身のツイッターに文書を掲載し謝罪。「身内とタイミングを見て話してみたい」としていた。この日の会見では、実姉と電話で話したことを明かし「普段は車を持っていないという生活がしばらく続いていたが、たまたまそういうことになってしまってということで、深く反省をしていましたね」と様子を語った。

 実姉は58歳で、9歳年下の山本代表は姉弟(きょうだい)の関係について「年が離れているんですよ。母代わりということもやってくれた姉弟なんですね。しょっちゅう会っているわけじゃないです。もう何年も会ってなかったです、ここしばらくは。それでも、心のどこかでは思っているという関係だと思います」とした。

 山本代表は、ツイッターで「当事者でない私が、弟というだけでお詫びするのは筋違いだ、とおっしゃる方もいらっしゃるでしょうが、社会から飲酒運転による悲惨な事故を撲滅するためにも自分ごとと捉えたいと考えました」と、実姉の逮捕を謝罪した理由を説明していた。

 この日の会見でも「自分の身内のことも心配だし、接触事故という形であったならば、被害に遭われた方がどうなっているかということも非常に心配。何よりも、その元になった酒気帯びということですね。やはりお酒を飲んで運転するということは、この国からは根絶されなければいけないことだと思います。本当に数々の悲しい事故が起こってますから」と強調した。

 続けて「大事には至らなかったとしてもやはり、政治の中に身を置いて、飲酒運転というものをこの世から根絶したいという思っている一人の周辺で起こったことということは、自分のこととして受け止める必要があるだろうという、そういう思いでした」とし、謝罪した経緯を自ら語った。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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