猫好き必携の猫はんこがニャンと電子印鑑に!「ニャン鑑デジタル」
大阪市の印刷文具店・城山博文堂は6日、人気の猫ハンコ・ニャン鑑(かん)をデジタル化した電子印鑑「ニャン鑑デジタル」のデータ販売を開始した。
ニャン鑑は、名前の一部に猫が自然な形で潜んでいるデザインのハンコ。同店の印鑑デザイナー・城山謙一さん(57)が印鑑デザイン中、自身の名前の「はらい」が猫っぽいと気づき考案し、2014年に発売した。2022年2月には、実印登録もできる「ニャン鑑極(きわ)み」もリリース。猫好きのハートをつかみ、約4万本を売り上げている。
城山さんによると、法人印の電子印鑑作成依頼は以前からあるという。デザイン性のある電子印鑑の販売はめずらしいとして「法人印は個人の実印と違い、印影にデザインがあっても登録できます。企業のイメージアップにもつながるが、法人だけでは需要に限界があるので、個人向けの新たな使い方を提案したい」と、SNSやLINE用スタンプとしての使用を呼びかけている。
個人の認印は朱、赤、黒の3パターン。透過PNG、JPGでの提供で、別途料金でイラストレーター(AI)での提供も可能になる。価格は1800円(税込)から。
(よろず~ニュース・杉田 康人)