個性派アイドルが昆虫食に意欲「タケムシ食べたい」ポテトの味との説も “大食い”にも果敢に挑戦

 昨年2月のデビュー以来、ユーチューバーや歌手として活動する佐藤汐が11日に初のワンマンライブを都内のライブハウス「渋谷Milkyway(ミルキーウェイ)」で開催する。元ボクシングWBA世界ライトフライ級王者の具志堅用高氏とユーチューブ番組で共演したこともある佐藤が、よろず~ニュースの取材に対し、今後の新たな挑戦プランとして昆虫食材「タケムシ」を挙げるなど、アイドルのイメージを越えた独自のキャラクターを示した。

 佐藤は自身のユーチューブ番組「佐藤汐ちゃんねる」で芸人のバイク川崎バイクや八幡カオル、「ですよ。」らと共演してきたが、具志堅氏とは昨年6月に同番組のゲストとして初対面した。

 「さとう(シュガー)と、しお(ソルト)で佐藤汐です」と自己紹介する佐藤に対し、「いやぁ、面白いなぁ」と反応した具志堅氏。佐藤はマッサージをしながら同氏にインタビューし、高校受験で名前を書き忘れた逸話、代名詞となったフレーズ「ちょっちゅね」の由来、14度目の世界王座防衛戦の当日計量後にルーティンのアイスクリームを食べられなくて敗れた悔しい思い出などを本人から聞き出し、最後に元世界王者からシャドーボクシングを伝授された。

 佐藤は「その当時は『セラピスト・アイドル』として、実際にセラピストをしていました。具志堅さんにはダメ元でオファーさせていただいたところ、快く受けてくださいました。テレビで見た通りの本当に天然な優しい方で、シャドーボクシングも、あんなすごい方なのに、聞いたら全部教えてくださって、楽しかったです」と振り返った。

 さらに、今後、ユーチューブでやってみたいことについては「昆虫の中でも、タケムシが一番食べたいです」と宣言。タケムシはタイでは有名な食材で、竹を食べて育つことから「バンブーワーム(竹虫)」と呼ばれる。蛾の幼虫(芋虫)だが、香りが良く、味にクセがないことから食べやすい虫だという。

 佐藤は「これまで、イナゴをミキサーに掛けてユーチューブ番組で食べました。昆虫は栄養があってダイエットにいいかもしれません。タムケムシは細長い芋虫で、ポテトの味がすると聞いています」と、低カロリー、高タンパクな食材として世界的に注目されている昆虫食に興味を抱く。

 また、昨年12月に放送されたテレビ東京系「大食い女王決定戦」では、カレーパンを30分で15個もたいらげるなど「大食いアイドル」ぶりも発揮。佐藤は「有名店での大食いもやっていきたい。さらに、音楽系のコラボ、ミュージックビデオ作成など、多方面の人に刺さることを全部試していきたい」と意欲的。今月7日配信のユーチューブ番組では「顔より大きいシフォンケーキ」をペロリと完食した。

 歌手としては、どこか切なさを漂わせるロックサウンドで歌うスタイルから「セツナ系ロックアイドル」と称される。初のワンマンライブに向け、佐藤は「いろいろ新しいことを練っています」とサプライズも予告した。

(デイリースポーツ/よろず~ニュース・北村 泰介)

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