アニメ化決定の荒川弘「百姓貴族」 東京農業大学とコラボした原画展 大学教員による農業の今後解説も
「鋼の錬金術師」「銀の匙 Silver Spoon」などで知られる荒川弘のエッセイ漫画「百姓貴族」(新書館ウィングス・コミックス刊)と東京・世田谷区の東京農業大学「食と農」の博物館がタイアップした複製原画展「荒川 弘〈百姓貴族〉× TOKYO NODAI 2022」が、2023年3月4日まで開催されている。
マンガ家になる前は、北海道で7年間、家業の農業に従事。農業の喜怒哀楽を知る著者が、日本の酪農業の厳しい現実を捉えつつも、タフでパワフルな生き様を爆笑エピソードと共に披露する「百姓貴族」は、隔月刊コミック誌「ウィングス」で連載中。7巻まで発売中の単行本は累計300万部を突破した。
「百姓貴族」の複製原画や荒川弘の秘蔵コレクションを展示。今年10月から12月を前期、来年1月から3月を後期として、秘蔵コレクションは展示替えを行う。「百姓貴族」のマンガをもとにリアル農業の今と未来について大学教員らが解説するパネルや迫力満点の剥製、ドローンやトラクターのミニチュアなど盛りだくさん。
今月14日に行われたオープニングセレモニーでは、「百姓貴族」アニメ化決定も発表された。アニメに関する情報は、「ウィングス」誌面、「百姓貴族」公式ツイッター等で随時発表される予定。
入場無料。開期は来年3月4日まで。会館日時、曜日等の詳細は公式サイトまで。
(よろず~ニュース編集部)