れいわ山本太郎代表、水道橋博士参院議員への「心ない声」に反論 休職は「国会議員としての大きな仕事」
れいわ新選組の山本太郎代表(47)が2日、国会内で党の不定例会見に出席。1日にうつ病を公表し、休職を申し出た漫才コンビ・浅草キッドの水道橋博士参院議員(60)の決断について「今動けないんだったら辞めるべきじゃないかとおっしゃる方もいらっしゃる」との声があるとし「例え国会議員であったとしても、胸を張って休むべき。ある意味、国会議員として大きな仕事をやられているんじゃないか」と強調した。
山本氏は「深刻なうつ状態で判断するということは、医学的にも避けるべきこと。医師からの診断ということもあって、当然そのような判断(休職)をしたわけなんですけども、心なき声も中にはあります」と、1日に行った会見の反響を伝えた。博士氏の議員休職を批判する声には「医学的なエビデンスがある中で、そういった状況の中では判断はしないってことも覆すような、何もわからず言われている人も多い」と反論した。
うつ病の治療には、休養が必要であるとして「どの職業でも同じ。日本の中ではいくらしんどかったとしても、何とか根性で乗り切らないといけないという風潮は非常に強い。根性で乗り切れというのはムチャクチャなこと。休みたいと言えない空気感が、人の命を奪っている」と指摘。「博士の置かれている状況は、さらに休みやすい社会をつくり出す第一歩」と意義があるとした。
(よろず~ニュース編集部)