ドクター・中松氏“飲食業界を変える発明”科学グルメを発表「世界最長寿になることで証明する」
発明家のドクター・中松氏(94)が26日、都内で会見を開き「飲食業界を変える」発明を発表した。“従来グルメ王と称するWさんがいたが、ある理由で失脚したので、芸能界のグルメ王に代わってドクター・中松が新たなグルメ王になる”との触れ込みで、会見に臨んだ中松氏は「科学グルメ」という新たなジャンルを創設。認定した店舗には「科学グルメ店」を証明するステッカーを付与していくという。
「深い根拠がある。男性の厄年は42歳、女性は39歳。体の調子が悪くなり、老眼が始まる」とした中松氏は、42歳からすべての食事の写真を撮り、自身の血液を採取。時間帯と食べたもの、体調の相関を52年間調べ、科学グルメの理論を組み立てた。「カルシウムをとるにはこんにゃくが最適。しかも夜食べないと有効ではない。たんぱく質をとるのは朝。時間帯、順序も必要です」と説明。出版などで、世界的に科学グルメを広めていくという。
自ら「科学グルメ王」を襲名した中松氏が、科学的かつおいしく作られた料理であるかをチェック。自ら店に足を運び、ステッカーを貼り認定していく。「飲食店と食べる人の両方に大きなメリットがある。飲食店は科学的というアピールになるし、客入りもよくなる。食べる人も科学的という新たな基準で食べられるし、第三者が質が保証されたものが食べられる」と力説した。
世界で1着しかないという、赤いグッチの最新スーツを着て現れた中松氏。元気すぎる94歳は「科学グルメが本物かどうか。私が世界最長寿になることで証明する。今の世界一の長寿は118歳。科学的においしいものを食べ、健康的に寿命を伸ばしていく」と豪語。世界最長寿になることで、自身の発明を立証する。
(よろず~ニュース・杉田 康人)