「ONE PIECE FILM RED」興収190億円突破 1・29終映 日本映画5作目200億円突破なるか
アニメ映画「ONE PIECE FILM RED」(谷口悟朗監督)の興行収入190億円、動員1379万人を突破した。配給元の東映が10日、発表した。原作者で今作総合プロデューサーの尾田栄一郎氏から190億円突破記念ビジュアルが公開された。日本映画では史上5作目の興収200億円に届くか、注目が集まる。
昨年8月6日に公開され、オープニング成績で興収22・5億円、動員157万人の好発進。オリジナルキャラクターでヒロインの歌姫・ウタは昨年末に「UTA TV LIVE TOUR」と題して、数々の音楽番組でパフォーマンスを披露。アニメのキャラクター史上初の出場となった「第73回NHK紅白歌合戦」では後半トップを飾り、主題歌「新時代」を紅白スペシャルパフォーマンスが話題を集めるなど、積極的な露出が功を奏した。
紅白歌合戦終了後には、公式ツイッターで1月29日に終映することが発表された。1月1日からは、原作者・尾田栄一郎描きおろしのウタの振り袖姿が描かれた「UTA HAPPY お年賀 2023」が配布されている。
日本映画で興収200億円を突破した作品は「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」(2020年公開、404・3億円)、「千と千尋の神隠し」(2001年公開、316・8億円)、「君の名は。」(2016年公開、251・7億円)、「もののけ姫」(1997年公開、201・8億円)の4作品。
(よろず~ニュース編集部)