ガーシー氏、参院議員としての活動に本腰 暴露は発言不問の国会で 拠点はドバイから日本へ

 NHK党の立花孝志党首(55)が13日、国会内で党の定例会見に出席。3月上旬に滞在中のドバイから帰国し、警視庁の任意の事情聴取にも応じることを表明したガーシー参院議員(55)が、拠点をドバイから日本に移すとの見方を示し「国会議員としての活動に本腰を入れるということ。国会をYouTubeに、国会を暴露の場にするというガーシーのセカンドステージが始まった」と予告した。

 通常国会は23日に召集されるが、立花氏は3月最終週に開かれる参院総務委員会で国会に初登院するとした。ガーシー氏は参院総務委員会の委員で、NHKの令和5年度予算を審議する同委員会に浜田聡参院議員(46)とともに出席予定。「ガーシーの初陣はNHKの新会長に向けてですね。“被疑者対被疑者”の対決となる」と、ガーシー氏の国会デビューの時期を改めて明言。同党が郵便法違反で、NHKを警視庁に告発し受理されたことを持ち出した。

 立花氏は「憲法51条ですよね。議院内での(議員の)発言は不問っていう。YouTubeなどで暴露は委員会などで行われる。議事録に残る。これからガーシーには悪いことしている人のことについては実名で質問してほしいと思う」と、名誉毀損(きそん)を問われない国会での“ガーシー砲”サク裂を示唆する。

 ガーシー氏が帰国後、ドバイに戻る意思を見せた時に逮捕の可能性があるとして「日本に戻ってきてやった方が圧倒的に有利。ドバイで仕事をめちゃくちゃしているとかだったら別ですけど、国会より優先することではないだろうと思う。日本を拠点にした方がいいとガーシーも考えているはず」と強調。今後、立花氏や浜田氏がドバイ入りし、日本での議員活動について話し合うとした

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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