れいわ山本太郎代表 大阪府知事選&大阪市長選へ独自候補擁立に意欲 野党共闘は否定
れいわ新選組の山本太郎代表(48)が16日、国会内で党の会見に出席。「私たちとして候補者を出したいという気持ちはある。それを最後まで模索していくという立場」とし、任期満了に伴う大阪府知事選、大阪市長選(いずれも4月9日投開票)への候補者擁立に意欲を見せた。
候補者擁立の目途を問われた山本氏は「ギリギリまで見極めていいんじゃないですかね。選挙が始まる前日までがデッドラインだっていう気持ちでやっていきたい」と答えた。
ダブル選挙となる同府知事選、同市長選には、大阪維新の会共同代表で現職の吉村洋文氏(47)、幹事長の横山英幸府議(41)が出馬予定。山本氏は「少なくともこの維新体制をひっくり返せる状況は野党側にはない。圧倒的ですから。でも、そこに対して果敢にチャレンジしていく選挙なんだと。私たちの旗を上げることは重要なこと」と分析し、意義を強調した。
大阪府知事選には、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致反対を訴える元参院議員の辰巳孝太郎氏(46)が無所属で出馬を表明。共産党が推薦する。れいわ新選組も反カジノを掲げるが、山本代表は「党も違いますし、私たちは私たちで旗を上げてやってるわけだから、なんでもかんでも野党共闘って話にはならないです」と共闘は否定した。
(よろず~ニュース・杉田 康人)