不動産投資「高値で売却できた」は16・8% 1位は「都心の新築1棟マンション」
サイト「おうち売却の達人」を運営する全国不動産売却安心取引協会がこのほど、世帯年収が500万円の30歳以上70歳未満の男性全国3989人を対象に「不動産投資(投資物件)」について調査を行った結果を発表した。
「投資物件を所有しているか?」と尋ねたところ、「現在、1物件所有している」(17・1%)、「現在、複数所有している」(5・7%)、「過去に1物件所有していた」(1・8%)、「過去に複数所有していた」(1・1%)となり、4人に1人(25・7%)の割合で投資物件の所有経験があることがわかった。
投資物件の所有経験がある1025人に「投資物件を売却したことはあるか?その物件の売却価格はどうだったか?」と尋ねると、「売却したことはない」(64・3%)がダントツ。以下「高値で売却できた」(16・8%)、「購入時とほぼ同額で売却できた」(13・0%)、「売却損が生じた」(9・5%)、「売却益よりも残債が多かった」(2・4%)と続いた。
売却経験がある427人に「売却した投資物件の種類」を尋ね、高値で売却できた172人の1位は「都心の新築1棟マンション」、購入時とほぼ同額で売却でした133人と売却損が生じた97人は「地方の中古戸建」、残債が残った25人は「都心の新築1棟アパート」だった。また、「地方の中古戸建」は、高値で売却できた人の2位にもランクインした。
「売却した投資物件の所在地」について、高値で売却できた人、購入時とほぼ同額で売却できた人、残債が多かった人の1位は「東京都の都心3区(千代田区/中央区/港区)」で、売却損が生じた人は「大阪府」だった。売却損が生じた人と残債が多かった人の同率2位には「東京都の城北(文京区/豊島区/北区/板橋区/練馬区)」「東京都の城南(渋谷区/品川区/目黒区/大田区/世田谷区)」としている中、高値で売却できた人の2位に「北海道」が、購入時とほぼ同額で売却できた人の3位に「東北地方」がランクインと北日本地域が目立った。
(よろず~ニュース編集部)