「週刊少年マガジン」がスポーツ限定の漫画賞「ブルーロック杯」開催 編集長「マガジンと言えばスポーツ」
講談社「週刊少年マガジン」編集部は1日、スポーツ漫画限定の漫画賞「ブルーロック杯」を開催すると発表した。テレビアニメが放送中で、同誌連載中の人気サッカー漫画「ブルーロック」の原作を担当する金城宗幸氏、作画担当のノ村優介氏が特別審査員を務める。
大賞(賞金50万円)および、エゴイスト賞(賞金50万円)は週刊少年マガジン、別冊少年マガジン、マガジンポケットのいずれかへの掲載権が確約される。
同誌は「あしたのジョー」「巨人の星」をはじめ、スポーツ漫画の傑作を多数輩出。近年はラブコメ作品の多さが指摘されてきただが、昨年のサッカーW杯の盛り上がりとアニメがリンクする形で「ブルーロック」の注目度が上昇した流れを受け、再びスポーツ漫画に注力したと言えそうだ。
同誌の川窪慎太郎編集長は「ボクシング、野球、サッカー、色々なスポーツが去年から今年にかけて盛り上がっています。それに呼応するかのように、週刊少年マガジンでも『はじめの一歩』『ダイヤのA』『ブルーロック』などのスポーツ漫画が怒涛の展開で読者の心を揺さぶってきました。スポーツと言えばマガジン。マガジンと言えばスポーツ」と力強く宣言。「『ブルーロック』のアニメ放送を記念して、スポーツ漫画限定の賞を開催します。世界中が同じ瞬間を固唾を呑んで見守るのがスポーツの醍醐味です。同じく最新話、最新巻の発売の瞬間が気になって仕方ない連載を目指して一緒に走り始めましょう。よろしくお願いします!」と呼びかけた。
「次世代マガジンを担うスポーツ漫画が、ここから生まれる!プロアマ問わず、本気(ガチ)の才能(エゴイスト)求む!」と銘打たれた今回の漫画賞。募集締切は5月31日まで。プロアマ不問。応募要項等の詳細は同誌の公式サイトまで。
(よろず~ニュース編集部)