阪急電車版「探偵!ナイトスクープ」があった! 読者の依頼に“局員”7人が奮闘中「阪急沿線おしらべ係」

 阪急電鉄は大阪、京都、宝塚、神戸を結ぶ、関西人に親しまれている路線のひとつ。同社公式スマートフォンアプリ「阪急沿線アプリ」にある「阪急沿線おしらべ係」は、読者から寄せられる、阪急電鉄のほか能勢電鉄、阪急バス、阪急タクシーといったグループの交通機関や阪急沿線の「気になるもの」「面白いもの」を調査して伝えている。同社ホームページでも閲覧が可能だ。

 広報担当者は「グループ各社や沿線に興味と関心を持っていただく、そのきっかけ作りを目的にしています。気軽に読んでいただけるように、記事は3000~4000文字程度にコンパクトにまとめて、写真を多用するなどの工夫をしています」と説明する。

 まさに阪急電車版「探偵!ナイトスクープ」と言っていい。「そのような人気番組に例えていただけることは大変光栄です。これからも『阪急沿線おしらべ係』では、読者の方の『気になるもの』や『面白いもの』を調査して情報発信を行い、たくさんの『なるほど』を提供していきたいと考えております」と意気込みを語った。

 “局員”は阪急電鉄社員3人とグループ会社社員4人の計7人。この7人で取材や原稿作成、校正を手分けして制作している。依頼は平均すると月に10件程度。すべての依頼に目を通し、議論した結果、毎月1件のテーマを選ぶ。これまでに「屋上に乗っている車の正体!」「阪急〇番街、何の数字?」「あの線路は使われていない?」「あの黒い阪急電車は何?」「神社で見つけた珍しいもの」などの調査を行った。

 一番苦労したテーマは「阪急電車・能勢電鉄廃止になった線路と駅をめぐる」。歴史をたどるテーマは内容にかかわらず苦労するようで、担当者は「現地に遺構などが残っていれば分かりやすいのですが、古い地図などの資料だけで、場所が特定できなかったり、都市伝説のような形で話だけが残っていたりと、明確な証拠をつかみ切れず掲載できなかったという逸話もあります」と困難な調査もあったという。

 一番反響が大きかったテーマは「阪急岡本駅のパタパタが引退してしまう!」。阪急神戸線の岡本駅のホームにある「多面式行先表示器(フラップ式)」(通称:パタパタ)が更新に伴って、2022年2月28日に廃止になった際は、予告的な情報発信となったこともあって、「多くのお客さまに関心をもって読まれました」とのこと。「大阪梅田駅のホームの床がいつもピカピカな理由を調査」の反響も大きく、読者から褒められたことで、現場担当者のモチベーションアップにもつながった。

 調査する分野は山のようにある。「阪急電鉄のほか能勢電鉄、阪急バス、阪急タクシーといったグループの交通機関や阪急沿線の街には、まだまだ『気になるもの』や『面白いもの』があると思います。『阪急沿線おしらべ係』では読者の皆さんからのあらゆる依頼を徹底的に調査追求し、たくさんの『なるほど』をお届けできるコンテンツを目指してまいります」。“局員”の奮闘はこれからも続く。

(よろず~ニュース・中江 寿)

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