ガーシー参院議員、国会欠席の理由書提出「腐った権力者がいる日本に帰ってくると不当な罪を着せられる」
NHK党の立花孝志党首(55)、同党政調会長の浜田聡参院議員(45)が8日、国会内で尾辻秀久参院議長(82)にガーシー参院議員(51)が国会を欠席している理由書を手渡した。
「本会議欠席について」との書面では「NHKが郵便法違反の実行犯の氏名や不当に得た利益の金額を公表していない。また、NHK党以外の国会議員や大手マスメディアがNHKの郵便法違反という犯罪行為について追及していないから」と、理由を説明した。
続けて「このように腐った権力者がいる日本に帰ってくると、不当な罪を着せられる恐れがあるんで、党首の立花孝志氏に『今はまだ帰国するな』と言われているから」と結んだ。
立花氏は「帰国すると、不当な法の裁きが下る可能性がある。日本に帰ってこないようお願いしている状態。ガーシー氏も、3月に戻って来るか決めかねている状態」と述べた。
ガーシー氏はドバイに滞在中で、7日以内に国会出席を促す招状の期限となっていたこの日、国会に登院せず、午前10時から開かれた本会議を欠席した。尾辻氏が懲罰委員会への付託を決める可能性が高い。
国会法では、議員が正当な理由がなく召集日から7日以内に応じない場合は議長が招状を発出。受け取って7日以内に出席しない場合、懲罰委員会に付されると定められている。
立花氏は「懲罰委員会が開かれることについては賛同します。驚きもしないが、オンラインでガーシーに弁明の場をつくってほしい」と話す一方で「国会に来ない正当な理由とは誰が判断するのか。もし除名になっても、次の参院選でガーシーを立候補させる」とした。
(よろず~ニュース・杉田 康人)