マドンナ “顔激変”中傷に怒りの反論!「年齢差別と女性蔑視がまん延」
歌手のマドンナ(64)が「年齢差別と女性軽視の目に晒されている」と主張した。5日に開催されたグラミー賞で、一見整形したかのような容姿に対して批判と嘲笑にさらされているマドンナだが、「強い意志」を貫く姿勢によって自分は「罰せられ」ているとその声に反論している。
マドンナは、サム・スミスとキム・ペトラスのパフォーマンス『アンホーリー』(最優秀ポップデュオ/グループパフォーマンス賞を受賞)の紹介に込められた思いが、顔に関する憶測の中で失われてしまったことに苛立ちを表明。グラミー賞での数々の写真とともに、インスタグラムにこう書き込みをした。
「グラミー賞でキム・ペトラスとサム・スミスを紹介できたのは光栄だった」「最優秀アルバム賞という最後の賞を贈りたいと思っていたけれど、初めてグラミー賞でパフォーマンスするトランス女性を紹介することの方が重要だと思ったの。その上、彼女はグラミー賞を受賞したなんて!」
「『サムやキムのようなアーティストの大胆不敵さ』に感謝する という私のスピーチに注目する代わりに、多くの人はプレスカメラマンが誰の顔も歪ませるような長いレンズのカメラで撮った私のアップの写真についてだけ話している!」
「私はまた、私たちの住む世界に蔓延する年齢差別と女性蔑視の目に晒されているわ。45歳を過ぎても、意志が強くて、勤勉で冒険的な女性を罰する世界」
マドンナは今後も「境界を押し広げる」ことを誓い反逆の言葉でこう締めくくっている。
「私はこれまで自分が行ったクリエイティブな選択や、自分の見た目や服装について謝ったことはないし、これからもそうするつもりはない。私はキャリアをスタートさせたときから、メディアにこき下ろされてきたけど、これはすべて試練だと理解しているわ。私の後ろにいるすべての女性が今後数年間、より楽に過ごせるように先駆者であることをうれしく思っているの」
「境界を押し広げ家父長制に立ち向かうという反体制的な行動、そして何よりも『自分の人生を楽しむ』というをこれからもずっと続けていきたいと思っているわ」
キムはこの投稿にいち早くコメントし、3つのハートの絵文字を添えて応援の意を表している。
(BANG Media International/よろず~ニュース)