３月４日にカンテレ・フジテレビ系列で生放送されるピン芸人日本一決定戦「Ｒ-１グランプリ２０２３」の決勝進出者発表会見が１１日、都内で行われ、Ｙｅｓ！アキト、カベポスター永見、コットンきょん、サツマカワＲＰＧ、田津原理音、寺田寛明、ラパルフェ都留の７人が発表された。

　永見は、昨年のＭ-１グランプリに続きＲ-１でもファイナリストに。初の決勝へ意気込みを聞かれ「Ｍ-１で成し遂げなかったオール８４点を獲りたい」と、Ｍ-１決勝で審査員の山田邦子からつけられた点数の再現を予告。ＭＣのアインシュタイン・河井ゆずるから「その件は置いておいてください」とたしなめられていた。

　２１度目となるＲ-１は３５３７人がエントリー。３月３日に行われる敗者復活ステージを勝ち抜いた１人を含めた計８人が１ｓｔステージに臨む。１ｓｔステージは審査員５人による５００点満点の得点審査で、上位２人がもう１ネタ披露。審査員５人による決選投票で王者が決まる。

　２年連続の決勝進出を決めながら、今年がラストイヤーとなるサツマカワＲＰＧは「ラストイヤー制度を撤廃していただきたい！どれだけの芸人が路頭に迷っていると思っているんだ！きょんとＹｅｓ！アキトも頑張ってＲ-１を盛り上げて、制度を変えてくれ！」と要求した。

　河井は「無理です！」と一蹴したが「チャンピオンになって改めて言うと、カッコいい。制度が変わるかもしれない」と、ラストイヤーに臨むファイナリストに奮起を促した。

　ネタ順の抽選も行われ（１）Ｙｅｓ！アキト（２）寺田寛明（３）ラパルフェ都留（４）サツマカワＲＰＧ（５）カベポスター永見（６）敗者復活（７）田津原理音（８）コットンきょんの順に。トップバッターを引いたアキトは「最悪ですわー」と肩を落としていた。

（よろず～ニュース・杉田 康人）