ガーシー参院議員、帰国はけさ決断 1日の本会議で陳謝、除名は回避へ 秘書「熱い人たちに心が動かされた」
NHK党のガーシー参院議員(51、本名・東谷義和)は27日、参院議院運営委員会に文書で「議場での陳謝」を受け入れると回答した。帰国し、3月1日の参院本会議に出席し、議場で懲罰委が作成した陳謝文を読み上げる。陳謝を受け入れることで、ガーシー氏の「除名」はひとまず回避できることになった。
この日午前11時までに、22日に決まった懲罰を受け入れるかどうかの回答を求められていた。この日午前10時50分ごろ、ガーシー氏の秘書が国会内を訪れ、参院議院運営委の石井準一委員長に回答書を手渡した。
文書で「本会議へ出席し、院議に従い、陳謝文を朗読致します」回答した。ガーシー氏の秘書は記者団に「回答書の通りです。3月1日の本会議で、陳謝するということです」と話した。具体的な帰国の期日に関しては「セキュリティーの問題があるので、我々も聞きません」とした。
インスタのストーリー機能で「佳境を迎えた今この質問w日本に帰国すべき?笑」と、フォロワーに2択での回答を求めていたガーシー氏。秘書は「連絡を受けたのは本当に、いまさっきです。2パターン、回答を用意していました」と、タイムリミット寸前の決断だったことを明かした。
2022年の参院選当選後、国会に来なかったガーシー氏がついに登院する。秘書は「30万票あまりの票に動かされた。何も悪いことをしていないんだから帰国すべきとの声が多かった。熱い人たちに心が動かされたんじゃないでしょうか」と語った。
(よろず~ニュース・杉田 康人)