立民・米山隆一衆院議員、小林礼奈出馬断念のドタバタ劇反省「候補者擁立に慣れてなかった」

 元新潟県知事で立憲民主党の米山隆一衆院議員(55)が27日、新潟県長岡市内で行われたタレントの小林礼奈(あやな、31)の会見に同席。小林が長岡市議選(4月23日投開票)への出馬を断念するとし「率直に、正直まだ候補者擁立というものに慣れてなかった」と反省した。

 小林は2022年4月、故郷・長岡市にUターン。一部で同市議選出馬と報じられ、会見を開いたが一転、出馬断念を表明するというドタバタ劇となった。米山氏は「そこは急造(立民新潟県連)幹事長の未熟さなので、本当に小林さんにもご迷惑をおかけして申し訳なかった」と謝った。

 米山氏は2023年1月、共通の知人を通じて、小林の政界進出の意思を知りサポートを決めたと説明したが、小林との意思疎通を含め準備不足は否めなかった。「自分でやるぶんには慣れていたんですけれども、ちょっと人のサポートをする経験がまだ十分でなかったところが今回は大きいと思います」と振り返った。

 会見中、米山氏は緊張しきった小林の発言に何度も補足や訂正を入れ“後ろ盾”としてサポートした。今後は、4年後の同市議選への小林擁立へ動き始める。「お互い向上していこうと。私自身もこれからまた、候補者擁立をしていくわけですから。いろんなことをきちんと伝えられるように技量を向上させたいと思いますし、小林さんはいろんな政治の現場を幅広く見ていただいて、どんな準備をするのか考えながら進めていただければ」と仕切り直した。

(よろず~ニュース・松田 和城)

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