王林が明かす「東京」への向き合い方 「勝手に壁を作っていた」

 昨年3月に青森県のご当地アイドル・りんご娘を卒業し、本格的にソロ活動を開始したタレントの王林がこのほど、よろず~ニュースの取材に対応。現在は“本拠地”となった東京に対する感情の変化などを明かした。

 自宅は青森のままながら、生活の基盤自体は東京に移っているのが現状。王林は「東京の“見え方”が換わってきました」とし、「今までずっと青森の生活が多くて、東京がちょっとだったのが逆になって、東京で過ごす時間の方が長くて、ご飯食べに行くとかでも、東京がほとんどだから、そういう時に一緒にいられる友達みたいなのもどんどん増えていっています。今までは東京という場所全てが怖かったんですけど、(去年は)東京の人たちが優しいっていうことに気づけた1年でもありました」と話した。

 芸能界での共演者とは基本的に連絡先を交換していないという王林だけに、「友達関係は、まだ今は芸能界っていうよりは、青森出身で東京で頑張ってる方か、そこからの仲間だったりとか…」と告白。「あと、王林が普段よくお世話になってる“チーム”みたいな方々を信頼できるようになってきたっていう感じです。ここからもっともっと広げていきたいですよね」と意気込んだ。

 「何というか、自分の中で勝手に壁を作っていたところもあるので」と、過去の自分を回顧。「共演者の方々も、私がずっと東京にいるのを分かっているから、声をかけてくださるようになって。『忙しいと思うけど、いつでもご飯行こう』って言って下さる方がすごい増えたんですよ。そういう方たちに心を開くことができる1年になったらいいなって思ってます」と笑顔で話した。

 東京に対して“恐怖心”が増進したのも、環境によるものが大きかった。「やっぱり去年、グループを卒業して一人になって、いろんな考えの切り替え方が自分でよく分からなくて…。『ここからは私の道だ!』っていう感じにはなかなかなれなかったんです」と告白。「半年間ぐらいはそういうメンタルの状態のもあって、東京に対する壁ができちゃったのかもしれないですね」としつつ、「。去年1年間で、心を開く準備をしたという感じなので、今年はもっともっと前に行けたらいいなと思います」と言葉に力を込めた。

(よろず~ニュース・福島 大輔)

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