「創造営2021」きっかけに人気者に 中国で活躍するリルーシュ、羽生田挙武、喜内優心の現在地

 中国で人気のロシア出身タレントのリルーシュ(29)、日本人の羽生田挙武(はにゅうだあむ=25)と喜内優心(きうちゆうじん=22)の3人によるポップアップイベント「元気無聊学院(げんきぶりょうがくいん)」が、神奈川・マルイシティ横浜、東京・有楽町マルイで開催されている。3人がこのほど、よろず~ニュースの取材に応じ、中国で活動する理由などを語った。

 2021年に中国の動画配信サービス・WeTVで配信され、全世界で50億回以上の再生を記録したオーディション番組「創造営2021」への出演をきっかけに人気を集めている3人。中国内で、多数のブランドの広告やイベント、ファッションショー、番組コンテンツに出演している。

 リルーシュは、「創造営2021」の日本人参加者であった羽生田と喜内の中国語の教師として番組に参加していたところ、容姿端麗な顔立ちからディレクターに促され練習生として番組に参加。本人は「はやく落選して家に帰りたい」などと乗り気ではなかったが、ファイナリストまで残る人気っぷり。タレントとして活動することになった。

 教師からタレント仲間と立場が変わったリルーシュは2人との関係性の変化について「もともと友達みたいで、今もあまり変わっていない」とクールな様子。羽生田は当初、ロシア出身のリルーシュと礼儀などで文化の違いを感じることがあったというが「2年前と関係値は一緒だけど、リルーシュは人としてすごい成長したなって。前は食事を一人で食べ始めてたりしてたんですけど、今は人によそったり、一緒に『いただきます』を言ったり、気を使ってくれるようになって。そこはすごい尊敬しています」。話を聞いていた喜内も大きくうなずいていた。

 羽生田も同オーディションのファイナリスト。中国での活動を決めた理由を「新橋で『中国に行った方がいいよ』って天からの声が聞こえた」と冗談交じりに話した。元ジャニーズジュニアの経歴を持ち、当時から海外志望が強かった。「これからの30~40年、国際力が大事になってくると思った。英語だけでなく3、4カ国語しゃべれるようにならないと。マーケットもグローバル化で世界が近くなっているし、日本だけでなくアジア含め海外で知られるくらいにならないといけない」と覚悟を持っていた。

 喜内はファイナリストに残れなかったが、中国での活動を続ける。「日本と中国をつなぐ架け橋になりたい」と目を輝かせ「特撮ものに参加したい。中国でも特撮は小さい子たちに人気があるので、中国語も話せる日本人として子供たちのヒーローになれれば」と話した。

 ポップアップイベントはマルイシティ横浜で12日まで、有楽町マルイで19日まで開催される。

(よろず~ニュース・松田 和城)

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