侍ジャパン9回の逆転劇を“完璧予言”した人が話題 サヨナラ打の打球方向まで!衝撃の根拠とは
WBC侍ジャパンが20日(日本時間21日)、準決勝メキシコ戦で6-5の逆転サヨナラ勝ちを収めた。ツイッターでは9回裏の逆転劇を完璧に予言したツイートが話題を呼んでいる。
ツイートは午前11時29分、しげの_インサイドセールスプラス(@insidesales_job)さんによるもの。予言内容は
「最終回はこうなります。大谷さんツーベース 吉田さんフォアボール(代走周東さん) 村上さん左中間へヒット 周東さん激走でサヨナラ 2009年のイチローさんをほうふつとさせる村上さんのタイムリーでサヨナラ勝ちです。見えました」
なんと村上の打球方向までつづられていることが全て的中している。大勢がメキシコの9回表の攻撃を抑えたのが11時35分ごろで、9回裏が始まる前にツイートしたことが分かる。完璧予言に対し、「怖い怖い怖い」「WBC脚本家おった」「高松宮記念予想してほしい」「完全に未来見えてて草」などの声が寄せられた。
よろず~ニュースの取材に応じたしげのさんは「2009年のイチローさんと村上さんが重なっていて、ここで活躍してほしいと願っていました。すごくストレスもかかっているだろうなと」と当時の心境を明かした。
予言の根拠については「サヨナラには特殊な優位なシチュエーションが必要で、相手からするとノーアウト二塁がもっとも嫌な状況、それはかなうのかと考えたときに『ここは長打警戒で外野が下がる。間を抜けなくても大谷さんの足なら二塁打あるのでは』と思いました、願いも込めてですが。するとその後は吉田選手ですが前の回に一度完全に三振したと思えたチェンジアップを捉えてのホームラン。変化球は投げにくく塁を埋めるにも思うと厳しいところを攻めるのでカウント悪くなればフォアボールになる可能性高いと思いました。もともと三振少ない選手ですし。そうなると足だけが課題なので周東選手かなと。もしそのままで延長に備えても村上選手がヒット打って二塁から生還、吉田選手が二塁に残ると結局は代走を出したいシチュエーションになるのでそれあればここからだろうと」とチャンスメークの場面を説明した。
サヨナラ打については「投手が速球は高身長ということもあり、いまの村上さんはホームランよりもしっかりスイングでランナーを返そうと意識するのでライトよりはレフトだろうなと。そしてイチローさんが苦しんだ2009年のように打ってほしいと願ってツイートしました」と答えた。
予言通り、村上の打球は左中間方向へ。歓喜の瞬間は「あたってうれしい!というよりも勝ててうれしい!村上選手が打ててよかった!これで決勝も!という気持ちが大きかったです」と喜んだ。
(よろず~ニュース・松田 和城)