政女48党・吉川蓮民氏が謝罪 自衛隊在職中に風俗店勤務「うそをついてしまった」世田谷区議選に出馬予定
政治家女子48党から世田谷区議選(4月23日投開票)に出馬予定の吉川蓮民氏(はすみん、26)が24日、国会内で会見を開き「自衛隊を辞めてから風俗業をやっていますと発信しておりましたが、自衛隊をやっていた時期と1年ほどかぶっていたということがありました。うそをついてしまって大変申し訳ございません」と謝罪した。
吉川氏は、防衛医科大卒の元自衛官で、自衛隊福岡病院の看護師だった。セクシー女優をしながら、風俗店にも勤務している。自衛官と風俗業を兼業した理由について「償還金(6年以内で自衛隊離職する場合、防衛医科大の授業料などを支払う制度)返済のためでした。心身を崩し、やめる方法を模索している時に風俗業のことを知った」と説明した。
兼業は禁止されているとして「もし私が在職中に、風俗に勤務していることがわかったら、きっと重めの懲戒処分が科せられたことだと思います。それくらい重いことだとわかりつつ、風俗業の門を叩きました。国を守る使命を背負いながら、このような違反をしてしまったことに関して、大変心苦しく思っております」と頭を下げた。
2022年3月で自衛隊を退職し、政治家女子48党からの立候補を決意した吉川氏は「今まで隠してまいりましたが、政治をする際にはうそをつきたいくない思い。うそをついている政治家さんにはならないようにしようと…そういった思い。今までついてしまったうそは取り返せないが、本当のことを言おうと決断しました」と、立候補前では異例となる謝罪会見に臨んだ理由を語った。
会見に同席した同党の黒川敦彦幹事長(44)は「これをもって吉川蓮民に何らかの処分を下すということはない。政党なので有権者にしっかりとした説明をして、それでも応援いただけるとか、応援しないという声に関してもしっかり向き合いたい」とした。
(よろず~ニュース・杉田 康人)