「帰りマン」を愛した団時朗さん、「ジャック」の別称にも「俺は認めてないよ」と明言 親交の芸人が悼む
TBS系特撮ドラマ「帰ってきたウルトラマン」の主人公・郷秀樹役で知られる俳優の団時朗さんが、肺がんのため74歳で亡くなったことが24日に公表された。歴代のウルトラマン俳優らが団さんの旅立ちを悼む中、公私ともに接点のあった特撮キャラクター収集家の芸人・なべやかんが、憧れだったヒーローへの思いをつづった。
◇ ◇ ◇
また悲しいニュースを目にしないといけない事態になった。団時朗さん死去!一報を聞いた時、信じられなかった。
団さんとは後輩の役者・佐々木征史を通し、とても優しく接していただいていた。最初にお会いしたのは、映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』(2008年)が公開された時のトークイベントだった。自分が司会進行をし、ゲストにハヤタ役の黒部進さん、モロボシ・ダン役の森次晃嗣さん、そして、郷秀樹役の団さん出演という、ウルトラマン作品の長男・次男・三男がそろうという豪華なトークショーだった。(ゾフィーを入れたらズレます)
このトークショーはある意味、伝説的な内容だった。団さんに対し、円谷プロに怒られてしまう禁断の質問をした。
「僕は帰ってきたウルトラマンを『ジャック』と呼びたくないのですが、団さんはどう思いますか?」
1984年から「帰ってきたウルトラマン」の事を「ジャック」と呼ぶようになったのだが、それまでは「新マン」、「帰りマン」、「帰マン(きまん)」と呼んでいた。「ジャック」は「ウルトラマンタロウ」を名付ける時に候補に挙がった名前で、「ハイジャックやカージャックをイメージする」という理由で却下され、「タロウ」になったというエピソードがある。
自分の質問に対し、団さんの答えは痛快だった。
「俺は認めてないよ。そんな名前を付けられたってね。タロウはウルトラの父と母の子でしょ?俺は誰の子かも分からないし、名前も付けられなかったのだから今さらだよ。だから劇中でジャックと呼ばれても俺は返事してないからね」
会場に集まったファンからこの日一番の大拍手が起こり、まさに伝説的な日になった。トークショーでは、僕が「団さん」と呼ぶと、団さんと森次さんが「はい」と返事をする。「今の団さんは、モロボシではない方です」と言うとみんな大笑い。そんな「団&ダン遊び」もさせてもらった。
昨年末、車運転時に横断歩道前で止まると、目の前を団さんが通過した。数日後、佐々木から「今、団さんと一緒です」と連絡が来たので電話を替わってもらい、団さんと話をした。先日横断歩道を歩いていた話をすると、わりと近所に住んでいる事が分かり、今度食事に行こうという話になったのだが…。団さんは我々を楽しませるため、芸人が好むような下ネタを話してくれるサービス精神旺盛な人だったので、そんなくだらない笑い話を聞きたかったのだが…。
とにかく、残念でならない。寂しすぎる。もう一度、バカ話をしたかった。団さんのご冥福をお祈りします。
(コラムニスト・なべやかん)
関連ニュース
編集者のオススメ記事
サブカル系最新ニュース
もっとみる電撃解散!24年「ツギクル芸人グランプリ」決勝進出のコンビ 4日のライブが最後に
石橋貴明の長女・穂乃香が報告「元気」食道がん公表後にSNS更新「どうか皆様安心して気長~に待っていて」
ギャラガー兄弟、肖像権だけでも38億円の収入!オアシス復活で160億円以上稼ぐことが確実に
“令和の完売クイーン”菊地姫奈の新作写真集が異例の累計5万部突破!大胆すぎる中面カット公開
「日焼け跡かわいい」葉月あや、こんがり肌&白肌のギャップ見せ!プール撮影の苦労も「週プレ」登場
兵庫県・斎藤知事「一応お伝えはしておきます」 記者からの「不公平」「ダブスタ」連続指摘→責任に言及
23歳アイドルが卒業報告 激動期に1浪→大学入学、祖母の願いをかなえた!卒業写真公開「袴最高だなぁ」
“ヨン様”主演映画をNetflixでリメーク!ソン・イェジン&チ・チャンウクが大胆で危険な恋を見せる