「女神のカフェテラス」アニメ初回放送の直前に“実写化” TikTokでショートムービーを公開
テレビアニメ初回放送の直前に、突然の“実写化”が実現した。7日深夜にテレビアニメがスタートする人気ラブコメ「女神のカフェテラス」(作・瀬尾公治)をモチーフとした、メイド姿の人気若手女優が出演するショートムービーが7日午後9時から、TikTokで順次公開される。
ショートムービーの人気クリエイター結社「ごっこ倶楽部」が監修し、TikTokで総視聴数27.2M回突破の人気クリエイター・柄シャツ男も参加。動画は「ごっこ倶楽部」のアカウントで公開される。各話1~2分の「女神のカフェテラス」ショートムービーは、7日午後9時を皮切りに、8日、10日、11日の全4回。鎌田あゆ、田村愛美鈴、豊田ルナ、山本愛莉らが出演する。同誌の人気ラブコメ「黒岩メダカに私の可愛いが通じない」をモチーフとしたショートムービーも今月下旬の公開が予定されている。
連載先の週刊少年マガジン史上最も尺が短く、縦長の“スクリーン”で実現する実写映像。同誌の企画担当者は「昨年の初夏に編集長から『TikTokで何かできないか』と相談があり『連ドラを作りたいです!』と気軽な気持ちで言ったことから始まった本企画です。まさか実現するとは思っておらず、さらにごっこ倶楽部さんが賛同してくださるとは思っておらず…。ドラマを作る大変さを知りました。ごっこ倶楽部さんとの出会いのきっかけになったTikTokのタグチャレに感謝しております」とコメントした。
「ごっこ倶楽部」は昨年、縦型ショートドラマカテゴリーで「月間1億回再生」を達成。同年12月にTikTokが主催したハッシュタグチャレンジ「#ショートフィルム」第1期の「週刊少年マガジン賞」を受賞したことがきっかけで、今企画担当に至った。ごっこ倶楽部には、今年3月まで放送された異色スーパー戦隊シリーズ「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」で、シリーズ初のピンクの男性戦士を演じた鈴木浩文が所属することでも知られている。
ごっこ倶楽部の代表取締役社長、総合プロデューサーの田中聡氏は「この度、日本を代表するコンテンツをお持ちの講談社様と、面白い取り組みをご一緒することとなりました!縦型ショートドラマというジャンル自体、皆様は聞きなじみがないかと思いますが、TikTokを中心としたプラットフォームにおいて、効果的に物語を伝える手段として、人気が高まっています。『短く』『濃く』魅力的なコンテンツの実写化をしていきますので、是非楽しみにしておいてください!」と意気込みを寄せた。
(よろず~ニュース編集部)