昨年完結「ダイヤのA」と「パワプロ」コラボ リアルタイムで結末を追いながら企画を進めていた

 コナミのモバイルゲーム「実況パワフルプロ野球」と人気漫画が原作のアニメ「ダイヤのA act2」とのコラボレーションが、10日から始まった。コナミの担当者が、よろず~ニュースにコラボの裏話を明かした。

 漫画「ダイヤのA act2」は多くの読者に惜しまれながら、昨年10月に完結を迎えた高校野球を題材にした物語。コナミの担当者によると、同作とのコラボが企画段階だった当時、原作は終盤の連載中で「まさに青道VS稲実の西東京大会決勝戦の真っ最中で熱く盛り上がっていました」と振り返った。最終決戦の盛り上がりをコラボに反映できないか…について「弊社でもそこに焦点を当てて企画させていただきました」と答えた。

 同作とのコラボは2019年10月以来、約3年半ぶり。時の流れとともに、作中のキャラクターも年齢を重ね成長した。ゲーム内での能力値にも影響しているという。「(稲実戦の)試合終了まで、原作の雑誌掲載をリアルタイムで追っていましたので最終的な情報に合わせてアップデートしています」。コラボでは3年生で最後の夏となる青道・倉持洋一、御幸一也、稲実の成宮鳴がその決勝戦時の能力で新たに登場する。

 以前のコラボで登場した2年生時の倉持洋一はスイッチヒッター(両打)だったが、原作ではその後、コーチの助言もあり左打ちに専念することに。そのため今コラボでは、「リードオフマン 倉持洋一」が左打者として登場。打撃能力も以前に比べ高くなった。

 また、「王者青道!!御幸一也」は、野手能力「悪球打ち」を搭載。なぜなのか。担当者は「決勝戦を読まれた方ならピンとくるのではないか?と思っています」と期待を込めた。

 稲実の絶対的エース「KING 成宮鳴」は以前のバージョンから大幅に強化されている。新球カットボールの追加、チェンジアップの変化量が「5」から最高値の「7」に変更、特殊能力「存在感」の搭載など。作中最強投手の3年間の集大成としてふさわしい能力値に設定された。

 コラボは24日まで開催される。担当者は「御幸・倉持ら3年生にとって最後の夏、因縁の二校の決勝戦、とくに昔からのライバル関係である御幸と成宮の2人に焦点を当てた企画となっておりますのでそのあたりを楽しんでいただきたいと思います」と呼びかけた。 

(よろず~ニュース・松田 和城)

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