王林がアパレルブランド「What is heart」立ち上げイベント “青森愛”に満ちた15アイテム
タレントの王林が22日、自身がプロデュースしたアパレルブランド「What is heart(わいは)」の商品が同日から発売されたことを記念し、川崎市内でイベントを行った。
ブランド名の「わいは」は「英語なんですけど津軽弁」として、「津軽弁で、ビックリした時やサプライズを受けた時とかに『わいは!』って言うんです」と説明。「皆さんの心に刺激を与えられるようなものを作れたらいいなと思って」とネーミングの理由を語った。
さらに「『What is heart』が、気付いたら実は津軽弁だったっていう感じで、かわいいなって思って着てもらって、それが青森のものだったんだって気づく…っていう入り方をしてもらいたい」と力説。「年々、津軽弁もなくなってきちゃってるから、キャッチーな『わいは』を覚えてもらいたいですね」と笑みを浮かべた。
現在も青森県内に在住し、将来の夢は青森県知事と公言するだけに、ブランドにも“青森愛”が満ちあふれている。「アパレルブランドをやりたいというよりも、青森をもっともっと発信したいという思いがあって、青森の文化をファッションに落とし込むことで、皆さんにお伝えできるものがあれば」と思いを語った。
イベントで着用したシャツには、王林の祖父が手がけた伝統工芸品・津軽塗の重箱の柄を使用した。さらに、青森の刺しゅう技法「こぎん刺し」を取り入れたデニムパンツや、農作業にも使用できるオーバーオールなど15アイテムを製作した。祖父にはまだ商品を見せていないといい、「この柄のワンピースを着て、おじいちゃんに会いに行きたいです。おじいちゃんの重箱を借りて東京に持って行くときに、『わ(自分)が作ったのなんて、そんなおしゃれなものになんねえべ」って言ってたので、「こんなに素敵なものになったんだよって、改めて伝えたいです」と声を弾ませた。
バラエティー番組を中心に引っ張りだこの王林だけに、イベントには500人を超える観客が集結した。旧知のファンには「久しぶりだね~、こんなに正面で会っちゃうのは」と話しかけるなど、終始和やかな雰囲気。青森のご当地アイドル「りんご娘」を卒業してちょうど1年が経過したが、「ファンの方と写真を取ったりお話ししたりして、1年前の記憶が戻ってきた感じです」と笑った。
(よろず~ニュース・福島 大輔)