森永乳業のアイスクリーム「ピノ」（6個入り）に低確率で封入されている星型のピノを“3枚抜き”した奇跡的な引き運に、ツイッターでは「世界一幸せな人だ」「すごすぎ」などと注目が集まっている。

　「願いのピノ」と呼ばれる星型のピノ。1個でも入っていたらラッキーな気分になる。そんなレア物がまさかの3個入り。引き当てたあおれん（@Harusame97）さんは「部屋で1人、『やばいやばい！！！』と大声で連呼しながら頭抱えていました。文字通りのパニックになっていました。どうせいつも通り全部丸型だと思ってたので本当に不意をつかれました」と振り返った。「星型ピノで箱の全面を埋め尽くす」企画を打ち立て、達成にリーチをかけてから181日目の出来事だった。

　6個中半分が星型。一体どれほどの奇跡なのか。ネットで調べたあおれんさんによると、星形が1個入っている確率は4.8％ほどだという。「長らく出ない日も続いたりで、体感では2％くらいに感じました。しかし確率は下にブレるものだと思っているので、4.8％で間違いないと思います」。計算すると3個抜きは0.01％となる。2個抜きさえもしたことがなかったというあおれんさんは「星を集めるのと並行して、2個引きをする、星とハートを同時に出すというのも目標にあったので、一つ課題をクリアできた気持ちです」と満足げに語った。

　星型ピノが出るまで購入していた友人に便乗して、仲間内で日数を競い合ったのがきっかけだった。あおれんさんは7日目であっさり星を出してしまい、「6個集めて全面星型を作ったら面白いのでは」と新たな目標を打ち立て、購入を継続したという。

　“3枚抜き”した星型ピノは、以前当てた5個とともにジップロックに入れて保存している。「アイスは食べるものですがこればかりはもったいなくて食べられません。どうしようか迷っています」と複雑な心境を明かした。

　ツイートは大反響で、8日までに1.3万超のリツイート、13.7万超の「いいね」が寄せられた。あおれんさんは「私の毎日ピノ生活を知っている身内からは、素直にお祝いしていただけてとてもうれしかったです」と喜んだ。一方で「２個引きは有り得ないという意見をお持ちの方々もおりました。ツイートが広まった分、そういう意見が出るのは覚悟していたのですが、信じてもらえないのは非常に悲しかったです」と“ねつ造”を疑う声があったことも吐露。「そういう方々には、自身の目で確かめていただきたいので、ぜひ毎日ピノ生活を始めることをおすすめしたいです」と呼びかけた。

（よろず~ニュース・松田 和城）